飼い主さんによく相談される事
- トレーナー和田
- 2020年8月14日
- 読了時間: 2分
『他の犬と仲良くできる犬に育って欲しい』
カウンセリングでよく言われる飼い主さんからのコメントです。
子犬の時期に十分な社会化(社会性を身に付けるための練習)をしておかなければ愛犬が成犬になったとき、他の犬と仲良くできないタイプの犬に育つこともあります。
愛犬の犬種や性格によっても他の犬との関わりが得意なタイプと苦手なタイプに分けられます。十分に子犬の時期に社会化を行っていたとしても愛犬が大人になってから他の犬との交流を嫌がることもありますし、犬同士、気が合う、合わないっていうのもあります。
ですが仔犬の時期から犬同士の交流を経験させて、コミュニケーション力は付けてあげたいですよね。
他の犬と出会っても上手に体全体を使って(ボディーランゲージで)やり取りはできる犬らしい犬には育ててあげたい。と私は考えています。
犬だけど、犬同士のやり取りが下手なワンコや上手くやり取りができないワンコもいます。
犬同士の交流を過剰に嫌うタイプの犬に育ててしまいますとトリミングサロンや動物病院など他の犬たちとどうしても会わないといけない場面ではかなりストレスになりますし、ホテルなどのお泊りの時にも大きなストレスになってしまいます。
人とでも上手にコミュニケーションを取る事ができ、犬同士でももちろんできる!っていうのが理想かなと思います。
そのベースがあった上で他の犬たちとどこまで交流をさせていくかは、それぞれの飼い主さんが決めていけばいいのではないでしょうか?(ドッグランへ行くか行かないか、散歩中に他の犬と交流させるかさせないのかなど)
我が家も3頭、ジャックラッセル、トイプードル、ノーリッチテリアといますが、それぞれ、担当を決めています。
パピー教室や訪問個別レッスンに連れて行き、色々なワンコと交流を担当するのは、ノーリッチテリアのエース。
トイプードルのあずきは、16歳、シニア世代になってからは、保育園ワンコ担当。
ジャックラッセルのベンは、スポーツ担当。
それぞれ、犬同士のやり取りはできるのですが、向き不向きがありますので、犬たちに負担にならないようにと考えています。
その犬の性格をしっかり見極め、得意不得意を知り、その上で愛犬と上手に付き合っていけばいいですよね。

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